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Android用に作ったアプリを昨晩Google Playにて公開しました。
→ OyaWnn
Androidで親指シフト(NICOLA)配列でキーボードに対応したIMEです。
はい、完全に自分が使う用ですね。
AndroidではBluetoothなどで外部キーボードが使えますが、
そのキー配列を親指シフトタイプに置き換えてしまうものです。
WindowsやMacのデスクトップではキーフック系と呼ばれる
ジャンルのアプリで、昔から根強く需要があるものですが
Androidではまだあまりないですね。
もちろん、まともなIMEをゼロから作る気力も能力もないので、
公開されていた既存のIMEに機能を追加するという道を選びました。
NAKAJI Tadayoshi さんという方が公開されているOpenWnn4T
というIMEをベースに開発しました。
OpenWnn自体はオムロンソフトウェアが開発したIMEで
多くのAndroidで標準IMEとして採用されています。
Bluetoothキーボードで外出先で親指シフトが使いたい方はどうぞ。
※ フリーソフトウェアです。
【動作確認リスト】
⇒ OyaWnn紹介ページへ
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開発経緯など。
バンバンメールとかを作っていたのでお分かりかもしれませんが、
私はいわゆるガラケー、昔ながらのケータイ派で、
長い間スマホ類は持っていませんでした。
そもそも利用するのがweb制作中のサイト表示の確認程度なので、
iPodで充分かなとか思ってたわけです。
でもモバイル端末は結構好きで、Windows Mobileについては
何個か端末も所有しており、Windows Mobile向けにアプリを
作って公開したこともありました。
Windows Mobileは利用者からの評判はあまりよくありませんでした。
感圧式のペン入力前提なのでUIの使い勝手が悪かったからです。
でも開発者にとってはいいOSだったと思います。
ほぼデスクトップのWindowsと同じ感覚でプログラミングできたので、
Windowsアプリを作ったことがある人ならほぼそのままのノウハウ
でモバイル向けの開発に着手できてラクでした。
(公開するのにも審査や登録料金などなかった。)
でも、マイクロソフトの戦略ミスでWindows Mobileはシェアの下降を
続け、iPhone登場でとどめを刺されてしまって、後継の
Windows Phoneは今一つパッとしない。
以来モバイルの開発からは遠ざかっていました。
が、ケータイキャリア各社の戦略でここ半年ほどで、日本の
ガラケー文化も一気に終わりそうな気配なので、最近
激安化しているAndroid端末を手に入れました。(AU Evo 3D)
で、AndroidのSDKなどをダウンロードし遅ればせながらAndroidでの
アプリ開発に手を染めてみました。
Androidアプリ開発はWindows Mobileとは全く違う世界で
とても興味深いですね。Javaで開発するとか。